もう一つの視点

真理は少数から始まる

提言・コラム

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日本女子バレー、このままでは上にいけない

昨日のアジア選手権準決勝での対戦の敗戦は、日本女子バレー界に大きな衝撃を与え、エースでありキャプテンを務める石川選手の重大な局面における限界を浮き彫りにした。石川選手は試合の中盤までは高い技術で得点を量産するが20点以降の試合を左右する重大…

食べきれないほどの「バカ盛り」は、もうやめて

かき氷やパフェ、海鮮丼、カレーライスなど多種多様な食べ物において、最近は一般の人では食べきれないほどの「バカ盛り」にして、2,000円から3,000円ほどの値段設定にしている店が目立つようになった。 そのようなものが目の前に出てきても、「おいしそう」…

避難所案内と市民の戸惑い―千葉県の大雨

千葉県で大雨が降り、亡くなった方もいる。レベル5の警戒情報が発表された。そこでは「すぐに身の安全を確保する」ことが呼びかけられている。その一方で、その後には避難所についての案内も付け加えられる。そうなると、受け手としては「避難所に避難しろと…

同じサイトなのに違う天気予報

ネットで見やすそうな天気サイトを探したが、なかなか私に合うものがない。一番わかりやすいのがヤフー天気だが、雨雲レーダーを見ると雨雲がなく、「○時ごろに雨が降りはじめます(数時間後)」と表示されている。一方、数十分前に発表された1時間ごとの天…

お盆休みの正しい過ごし方

お盆期間中、仕事が休みになった。 せっかくの連休なので、どこかへ旅行に行こうと思い、宿を探してみた。ところが、泊まりたいと思っていた宿は、どこもすでに満室。まだ空いている宿もあったが、料金は普段の倍ほどに跳ね上がっていた。 さらに、そこまで…

「盛岡さんさ踊り」を見て考えた、祭りの魅力とは

各地で花火大会や夏祭りが行われている。一度はねぶた祭りを見てみたいと思っているが、宿泊施設は毎年ほとんど空きがなく、今後も実際に見に行く機会はないかもしれない。 隣の県の岩手では、今日から「盛岡さんさ踊り」という夏祭りが始まった。東北五大祭…

コンビニのレジで気になる手指衛生

コンビニでレジに並ぶと、それまでモップでトイレの床を掃除していたり、ゴミ袋の中身を手で押し込んでまとめていたり、あるいは別のレジで紙幣や硬貨を何度も数えていたりした店員が、その作業を中断して急いでレジに入り、アルコールを少し手に付けて1~…

日本女子バレー、上位進出への課題

日本女子バレーは、準々決勝で敗退した。 相手は日本より上位のチームだった。だからこそ、絶対にやってはいけないことがある。それは、相手に得点をプレゼントするようなプレーである。 第一に、相手コートにスペースがないにもかかわらず、安易にボールを…

いつまでも麺をすすり続ける食レポへの違和感

テレビの食レポを見ていて、以前から強い違和感を覚えることがある。それは、うどんやそば、ラーメンなどの麺料理を紹介する場面で、出演者が箸で持ち上げた麺を途中で噛み切ることなく、最後まで口に入れ続けることである。 麺をすすり始めると、途中で口の…

なぜ外国人観光客は半ズボンにTシャツなのか

なぜ外国人観光客は、半ズボンにTシャツという格好なのだろうか。判で押したように同じスタイルの人が目につく。あまりにも多すぎて、「外国人は、他に着る服がないのだろうか」とさえ思えてくる。これ以上簡素になると、あとは肌着くらいしかない。言い換え…

日本対ブラジル戦を見て

サッカーワールドカップで、日本はブラジルに負けた。相手は世界一といってもよいチームである。当然の結果であった。 今回、日本の戦い方や試合後の様子について気になることがあった。 1.日本は後半ずっと押し込まれ、何度も危ない場面をつくられていた…

思わぬ形で生まれた、観光地を守る時間

「日本行きの団体旅行を募集していた中国の国有旅行会社が、一転して募集を停止した。関連報道が広まり、中国政府が圧力をかけた可能性がある。」(「読売新聞オンライン」より抜粋) この記事を読んで、ほっとしたのは私だけであろうか。 日本はまだまだオ…

100年残る建築に問われる都市の美意識

麻布台ヒルズの低層部にある曲線状の構造物は、おそらく100年近くはあの場所に存在し続けることになるのだろう。あのデザインで本当によかったのだろうか。 あのデザインには賛否両論あるようだが、個人的には蜘蛛の巣や生き物の骨を思わせるグロテスクさや…

愛しているのに、なぜ浮気になるのか

男女ともに「結婚するなら性格や経済力で選び、一晩過ごすなら外見で選ぶ」という人は少なくない。この言葉は、人生の伴侶に求める条件と、一時的な性的魅力に惹かれる要素が異なることを示している。 結婚相手に対して多くの人が重視するのは、外見よりも性…

なぜ政治家は「否定するだけ」で逃げ切れるのか

先の自民党総裁選で、高市首相の陣営が対立候補を誹謗中傷する動画を作成し、SNS上に投稿していたと週刊文春が報じた。この件について高市氏は予算委員会で関与を否定し、証拠とされる音声についても十分な説明を行わなかった。しかし、その後の答弁を見る限…

頭に残る前に、頭に響く大河ドラマ

まもなく大河ドラマ「豊臣兄弟!」が始まる。 ストーリー自体は面白いのだが、主人公二人のセリフのうち、体感では3分の1くらいが“叫び声”だ。時々ならドラマに深みも出ようが、ほぼ常に叫んでいるとなると、正直かなりうるさくて疲れてしまう。叫ばずに演…

「ヘイト」とは何か―事実の指摘や健全な批判との違い

「ヘイト」とは、特定の個人や集団に向けられた強い憎悪や嫌悪の感情、あるいはそれに基づく差別的な言動を指すとされる。 ある人物の問題のある言動について事実を正確に紹介することと、「ヘイト」を行うことは同じではない。その言動が本当に憎悪や嫌悪に…

防災気象情報の課題

「防災気象情報」が新しくなる。注意、早期注意、特別警報、警報、危険警報の5つである。これだけを見て、危険度の順番がわかる人がいるだろうか。 たとえば、早期注意といわれても、急いで注意しろととらえる人もいるだろうし、特別警報の「特別」の意味が…

東京オリンピックの演出

久しぶりに東京オリンピック開会式の演出動画を見返してみた。しかし、何度見ても胸に残るのは、悲しさと悔しさばかりである。特に、MIKIKO氏が構想していた初期案の動画を見ると、「なぜ彼女を外してしまったのか」という思いがどうしても消えない。 そもそ…

メディアと政治の不誠実、試される国民

休日の早朝、自局の番組を自ら批評する番組を目にすることがある。しかし、悪質性の高い問題や根の深い問題など、核心に触れる部分を取り上げることは絶対にない。客観的に批判できる人物を招いて自由に発言させることもありえない。 ジャニーズ問題の際、NH…

テレビ局が招くお笑い文化の衰退

最近のお笑い芸人は、人を笑わせるのではなく、話しながら自分が笑っている。仲間がいれば、その仲間も手をたたきのけぞって大笑いしている。互助の精神であろう。見ていてつらい。 視聴者を誘い笑いさせるのではなく、おかしくて笑わせられないのであれば、…

日本卓球の限界と課題

世界卓球が終わった。毎回、同じ再放送を見せられているかのような結果である。おそらく次の大会も、似たような結果になるだろう。 これまで出場してきた日本の選手たちは、すでに心技体の限界近くまで到達している。あと何年練習を重ねても、現在の自分を大…

カスハラ議論の死角

カスタマーハラスメントに関する法整備を進めるのであれば、逆の立場に対する救済や不正確・不誠実な対応を抑制する仕組みについても、同時に整備されるべきである。「カスハラだ」「誹謗中傷だ」と主張すれば、不適切な対応や言動がすべて許容されるわけで…

不登校の原因と対策

令和6年度の調査によると、全国の小学生のうち13万7704人(約44人に1人)が不登校で、10年間で5倍以上に急増している。中学生なら昔も学校に1人位いて、保健室通学をしたり遅刻して登校したりしていたが、現在は低年齢化が進み、人数も比べものにならない。 …

欧米の道徳と日本の道徳

欧米や中東地域の道徳教育は、その根底を宗教的な「絶対のルール」に置くことが多い。正しいか否かを神の教えという外側の基準で判断するこのあり方は、時にそれ以外の価値観を「悪」と断じる排他性を生み、深刻な対立の火種となってきた。 対して日本の道徳…

人間の脳は未発達なのか

人間は、よくミスや勘違いをする。そうすると、私たちは「人間の脳はまだ未発達で、うまくできていない」「機械のほうが性能がいい」と考えがちである。はたして、そうだろうか。 万物は流転する。すべては空である。私たちが絶対だと思っている物理の法則や…

便利なのに不安な時代ー私たちが求めている「豊かさ」とは

今日は新年度のスタートだ。テレビでは、ビルの谷間を新社会人たちが足早に歩いている映像が映し出されていた。彼らはこれから、パソコンの画面と向き合いに行くのだろうか。あるいは、スマホやAIの開発に向かうのだろうか。同じ時、地球の別の場所では当た…

サザン、ユーミン、ミスチルの特集はほどほどに

数年前から、ラジオやテレビで、数か月おきに「サザンまるごと〇〇分」や「ユーミン特集」などをやっているように感じられるのは気のせいか。 もともとサザンの曲もユーミンの曲も好きで、数十年にわたり時々聞いていたが、最近は曲がかかるとすぐにスイッチ…

キャッシュレスは不便?

今の日本には驚くほどたくさんの支払い方法がある。それが店ごとにバラバラである現状が、キャッシュレス決済をかえって使いにくいものにしている。コンビニやスーパーのレジ前で、客は「この店ではどれが使えるのか」とロゴを凝視し、自分の持ち札を確認す…

建築家の勘違いが風景を汚す

建築物を眺めたとき、言葉にできない悲しさや不気味さを感じることがある。例えば、最高裁判所大法廷の天井にある、グローリーホール(ダム穴)のような不気味な穴。あるいは、京都の玄関口に建つ、中国が想像した未来都市のようなデザインの京都タワー。こ…