バスケットボール、バレーボール、ラグビー。どの競技においても、世界の強豪国に比べて日本人が体格や個々の能力で劣っている事実は否めない。日本が勝つためには、他の面を強化しなければいけない。その唯一の武器こそが「チームワークによる緻密な作戦」である。日本からチームワークを奪えば、強豪国に対抗できる要素は無くなる。
ラグビーを例に挙げれば、歴史的勝利を収めた前々回大会に対し、前回大会はあっけなく敗退した。驚くべきは、メンバー構成に外国出身選手が極めて多く、もはや日本のチームには見えない陣容だったことだ。これでは、日本人の武器である組織力を活かした戦いなどできるはずがない。負けて当然の試合であった。
バスケットボールも同様である。予選リーグではまとまりがあり、チームワークという武器を生かせていた。しかし、決勝トーナメントから突然八村塁選手が合流したことで、チームの調和は崩れ去った。大会途中の離脱により組織は完全崩壊し、惨敗を喫した。さらに、八村選手は試合後も自分の思い通りにさせてもらえなかった日本チームを非難し続け、今なお組織をバラバラに壊し続けている。
協会は、彼の扱い方を抜本的に再考したほうがよいのではないだろうか。彼はあくまで一般的な「アメリカ式の考え」に基づいて動いており、それを独特な日本のチームに持ち込めば、個々のフィジカルの弱さが露呈し、チームワークで勝つという日本の良さが潰れてしまう。それでは単なる「弱いチーム」に成り下がる。
世界大会という舞台において、日本は自らの唯一の武器を放棄してはならない。