もう一つの視点

真理は少数から始まる

2026-06-01から1ヶ月間の記事一覧

日本対ブラジル戦を見て

サッカーワールドカップで、日本はブラジルに負けた。相手は世界一といってもよいチームである。当然の結果であった。 今回、日本の戦い方や試合後の様子について気になることがあった。 1.日本は後半ずっと押し込まれ、何度も危ない場面をつくられていた…

思わぬ形で生まれた、観光地を守る時間

「日本行きの団体旅行を募集していた中国の国有旅行会社が、一転して募集を停止した。関連報道が広まり、中国政府が圧力をかけた可能性がある。」(「読売新聞オンライン」より抜粋) この記事を読んで、ほっとしたのは私だけであろうか。 日本はまだまだオ…

100年残る建築に問われる都市の美意識

麻布台ヒルズの低層部にある曲線状の構造物は、おそらく100年近くはあの場所に存在し続けることになるのだろう。あのデザインで本当によかったのだろうか。 あのデザインには賛否両論あるようだが、個人的には蜘蛛の巣や生き物の骨を思わせるグロテスクさや…

誠意外交の代償―日本が学ぶべき国際政治の現実

戦後の日本は、「誠意を尽くし、謝罪を重ねれば、いつかは相手も理解してくれる」というムラ社会的な精神論で中国や韓国との関係を続けてきた。日本は何度も謝罪し、資金や技術を提供し、関係改善のために努力してきた。しかし、日本が期待したような相互理…

愛しているのに、なぜ浮気になるのか

男女ともに「結婚するなら性格や経済力で選び、一晩過ごすなら外見で選ぶ」という人は少なくない。この言葉は、人生の伴侶に求める条件と、一時的な性的魅力に惹かれる要素が異なることを示している。 結婚相手に対して多くの人が重視するのは、外見よりも性…

なぜ政治家は「否定するだけ」で逃げ切れるのか

先の自民党総裁選で、高市首相の陣営が対立候補を誹謗中傷する動画を作成し、SNS上に投稿していたと週刊文春が報じた。この件について高市氏は予算委員会で関与を否定し、証拠とされる音声についても十分な説明を行わなかった。しかし、その後の答弁を見る限…

本務時間のない小学校教師の仕事

教師にとって最も重要な仕事は授業、ひいてはそれを作るための準備である。しかし、その授業準備を勤務時間内に行う時間は確保されていない。教師のメインである仕事をする時間が、勤務時間内に存在しない状況は、教育の在り方として大きな問題である。 子ど…

頭に残る前に、頭に響く大河ドラマ

まもなく大河ドラマ「豊臣兄弟!」が始まる。 ストーリー自体は面白いのだが、主人公二人のセリフのうち、体感では3分の1くらいが“叫び声”だ。時々ならドラマに深みも出ようが、ほぼ常に叫んでいるとなると、正直かなりうるさくて疲れてしまう。叫ばずに演…

制度差別なき時代の男女差をどう考えるか

男女平等に関する意識調査では、政治の分野で「男性が優遇されている」と感じる人が8割にのぼったという。職場でも同様の傾向が見られるようだ。 しかし、「優遇」と感じる背景には、結果だけを見て短絡的に判断している面はないだろうか。なぜそのような結…

「ヘイト」とは何か―事実の指摘や健全な批判との違い

「ヘイト」とは、特定の個人や集団に向けられた強い憎悪や嫌悪の感情、あるいはそれに基づく差別的な言動を指すとされる。 ある人物の問題のある言動について事実を正確に紹介することと、「ヘイト」を行うことは同じではない。その言動が本当に憎悪や嫌悪に…